Implicit Sharing

アカウントにアクセスできると、どの標準オブジェクトに暗黙的にアクセスできますか？

関連する連絡先（Contact）、商談（Opportunity）、ケース（Case）、契約（Contract）にアクセスできます。

連絡先、商談、またはケースにアクセスできると、何に暗黙的にアクセスできますか？

親アカウント（Account）に読み取り専用でアクセスできます。

注文（Order）の所有者、またはその上位ロールのユーザーは、どのような暗黙的アクセスを得ますか？

関連する親アカウントに読み取り専用アクセスが付与されます。

契約（Contract）とアカウント（Account）はどのような共有設定ですか？

同じ組織全体のデフォルト（OWD）設定を共有します。

契約にアクセスできる場合、アカウントにどのようなアクセスがありますか？

読み取り専用でアクセスできます。

アカウントにアクセスできると、契約にはどのようなアクセスがありますか？

そのアカウントに関連する契約にもアクセスできます。

Experience Cloudなどの外部ユーザーは、どのアカウントにアクセスできますか？

自分に紐づいたアカウントにアクセスできます。

外部ユーザーはどの連絡先にアクセスできますか？

アカウントに関連する、有効化されたPartnerまたはCustomerユーザーの連絡先にアクセスできます。

外部ユーザーがケースの連絡先である場合、どのようなアクセスが得られますか？

ケースに対して読み取りおよび書き込みのアクセス権が得られます。

SalesforceのImplicit Sharing（暗黙的共有）とは何ですか？

関連レコード（親または子）へのアクセスを、関連付けられたレコードへのアクセスに基づいて自動的に付与する仕組みです。

アカウントと連絡先の暗黙的共有がサポートされているエディションは？

Professional、Enterprise、Performance、Unlimited、Developerエディションです。

ケースと商談の暗黙的共有がサポートされているエディションは？

Enterprise、Performance、Unlimited、Developerエディションです。

Salesforceでの内部ユーザーとは？

Salesforce組織にアクセスするユーザーのことです。

Salesforceでの外部ユーザーとは？

Experience Cloudや業種クラウド（例：ヘルスケア、製造、自動車）のサイトを通じてレコードにアクセスするユーザーのことです。

親レコードの暗黙的アクセスとは？

子レコード（ケース、連絡先、商談）にアクセス権がある場合、その親アカウントに読み取り専用でアクセスできることです。

'すべて表示' または 'すべて変更' 権限で子レコードにアクセスできる場合、親アカウントにアクセスできますか？

いいえ、暗黙的アクセスには共有ルールまたは所有によるアクセスが必要です。

子レコードの暗黙的アクセスとは？

親アカウントへのアクセスに基づいて、子レコード（ケース、連絡先、商談）にアクセスできることです。

子レコードの暗黙的アクセスの可否は何で決まりますか？

アカウント所有者のロールや共有ルール、手動共有の設定によって決まります。

注文レコードを所有している場合、親アカウントにアクセスできますか？

はい。所有者またはロール階層で上位にいれば、親アカウントへの読み取り専用アクセスがあります。

共有ルールで注文にアクセスできる場合、親アカウントにはどのようにアクセスできますか？

親アカウントの名前のみが表示されます。

親アカウントにアクセスできれば、注文レコードにもアクセスできますか？

いいえ。親アカウントにアクセスできても、注文には自動でアクセスできません。

アカウントの契約にアクセスできる場合、アカウントにもアクセスできますか？

はい。アカウントに読み取り専用でアクセスできます。

アカウントにアクセスできる場合、その契約にもアクセスできますか？

はい。関連する契約にもアクセスできます。

なぜポータルユーザーは特定のレコードにアクセスできるのですか？

アカウントに関連付けられて作成されるため、そのアカウントや有効化された連絡先にアクセスできます。

高ボリュームポータルユーザーのデータにアカウント所有者がアクセスするには？

そのアカウント所有者をポータルの共有グループに追加する必要があります。

ポータルユーザーがケースの連絡先である場合、どのようなアクセス権がありますか？

ケースに対して読み取りおよび書き込みアクセス権があります。

暗黙的なアクセス（Implicit Sharing）」と他の共有手段（共有ルール、手動共有、ロール階層など）で与えられるアクセス権限が重複した場合

衝突」ではなくより広いアクセスが有効になります。Salesforceでは「最も許可されたアクセスが適用される（most permissive access wins）」という原則があります。