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【ホープフルステークス2024予想】ノーザンはクロワデュノールに全力か 断捨離は「0.0.1.43」該当馬&【朝活・京都1R】
本レースは2歳馬にとってタフな中山2000mのGIのため、騎手心理からそこまで厳しい流れにならず、ロスなく先行できるコが残りやすい傾向。昨年は全体的には差し決着傾向も、2、3着は初角4番手以内を取っていたシンエンペラーとサンライズジパング。先行できそうなコから狙うのがセオリーよね。
そしてここも忘れたくないのがノーザンファーム。GI昇格後、同生産馬は【5.4.3.20】で、初年度の2017年以外は毎年好走し、5回において複数頭が好走。中距離路線ということでホープフルSの格は上がって重要性も高まってきている。昨年は5頭出走して、唯一前走OPクラス組だったレガレイラが勝利し、他は馬券外。2022年は東スポ杯組最先着4着のドゥラエレーデ、21年は萩S2着のキラーアビリティ、20年は東スポ杯勝ちのダノンザキッドが勝利。2、3着したコも、前走が1800m以上の上のクラスおよび着順ほど上位に来ている。新馬戦勝ちからはさすがに厳しいし、1勝クラス組も勝ち切るまではなかなか難しい。メンバーの中でも実績のないノーザンファーム生産馬は割り引きが必要ということ。
今年はクロワデュノールの1強ムードが濃厚。ほかノーザンファーム生産馬は、マジックサンズ、ジュンアサヒソラ、ジュタ、アマキヒの4頭で、うち3頭が新馬・未勝利戦組。マジックサンズこそ対抗格も、クロワデュノールに全力の感じがするのよね。
これらを踏まえて、やっぱり◎クロワデュノール。
東スポ杯の時計は平凡も、自身は大幅馬体重増でゆるゆる仕上げも、上がり最速で突き抜けた。前走時は2週前から一杯に追われた稽古で、確かに急仕上げの感があった。仕上げ切れずのプラス24キロと状態面で不安があった点、着差だけでなく上がりタイムは2位と0秒5差をつけるなど内容で圧倒的な力差を見せたレースだったわね。
そして新馬戦で記録した勝ち時計、上がり3F、そして着差はなかなか出せるものじゃない。東京芝1800mの2歳戦で1分46秒9以下、かつ上がり600m33秒9以下で勝った馬は、ニシノデイジー・コントレイル・イクイノックス、そしてマスカレードボールのみ。彼らは東スポ杯やアイビーSで記録したもので、クロワデュノールは新馬戦で記録しているのがまたすごい。もちろん東スポ杯もこの内容で勝っている。イクイノックスはホープフルSに出走しなかったけど、コントレイルはホープフルSを勝って無敗三冠馬、ニシノデイジーはホープフルS3着で先日の中山大障害を制覇し種牡馬入り。上記の時計的な部分で言うと、イクイノックス、コントレイルと同じでラスト800m45秒9以下で勝っているのが、またすごい。これはGIを約束された馬よね。
イクイノックスは臨戦過程自体が特殊だったけど初の右回りだった皐月賞を2着。初の右回りというのは確かに課題。とはいえ、クロワデュノールのレースぶりを見ると折り合いを欠くことはないし、長期休養明けの前走でも少しアオったくらい。体が重かったせいでもたれ気味ではあったものの、スタートはしっかり出られる。鞍上の指示に従ってスムーズなレースをするし、気性面を思えば中山替わりも問題にしないと見る。ここは素直に評価よね。