【公式LIVE!TV】*{東福岡vs前橋育英放送}第103回全国高校サッカー選手権大会準々決勝ライブ放送・放送・生放送・テレビ放送・高校サッカーライブ配信・生中継 2025年01月11日

第103回全国高校サッカー選手権大会準々決勝ライブ放送・放送・生放送・テレビ放送・高校サッカーライブ配信・生中継 2025年01月11日

🔴生​​​中​​​継 https://viatv.live/jp-soccer/

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高校サッカー選手権準決勝、流通経済大柏vs.東海大相模を展望 驚異の選手層を誇る横綱vs地道な強化が実った新星の戦いこれまで全国制覇5回(選手権1回、インターハイ2回、高円宮杯全日本ユース1回、高円宮杯プレミアリーグファイナル1回)を誇る、言わずと知れた強豪・流通経済大柏と、初出場ながらベスト4に駆け上がってきた新星・東海大相模との対決となった。

 優勝候補筆頭の流通経済大柏は今大会、攻守において無類の強さを見せつけている。今年のチームは春先からプレミアEASTで圧倒的な力を発揮していた。

 チームの礎を築いた本田裕一郎前監督の時から、前線からのハイプレスで相手にボールをつながせる隙を与えない、先手必勝の守備は伝統だった。本田前監督の元で長年コーチを務めてきた榎本雅大監督が2020年に就任してからも、このハイプレスは脈々と引き継がれてきた。

 だが、今年のハイプレスの質はこれまでと一味違う。ファーストディフェンダーのアクションとともに、全体が縦と横のスライドを入れながら、ボールへのプレスとコースの遮断、セカンドの回収準備を同時に行っていくのが特徴だ。

 1トップ気味に張るFW粕谷悠が持ち前のスプリント力とフィジカルの強さを生かして守備のスイッチを入れると、1.5列目の3枚とダブルボランチ、そして両サイドバックが連動してボールホルダーへの囲い込みと、そこからのパスコースやスペースを前進しながら埋めていく。最終ラインも全体がコンパクトになるように上げ下げを調節して、プレスの強度を上げるだけではなく、プレスを破られた時のリスクヘッジも行う。

「前線からのプレスというよりも『ボールを奪い返すスピード』にこだわっています。ただ追い回すのではなく、ボールを意図的に奪うということが重要で、味方や相手との距離感、寄せる角度、スピードの強弱も考える知的さが兼ねそろっていないといけません。今年は特に映像を用いたミーティングをたくさんやっていて、ピッチ上で起こりうる現象を選手たちに細かく伝えています」

 榎本監督がこう口にするように、明確なチームコンセプトを打ち出し、それを日頃のトレーニングで成熟させてきたからこそ、プレミアEASTを今年の高体連最高成績となる4位でフィニッシュし、今大会では誰が出てもそのコンセプトを具現化できる土台が出来上がった。この『誰が出ても機能する』が流通経済大柏の今年の強さの最大のポイントで、現在3試合連続で4ゴールを叩き出しているFW山野春太はプレミアEASTでは僅か120分しか出ておらず、選手権前に大抜擢をされた選手。さらに今大会質の高いプレーを連発しているCB佐藤夢真も、シーズン途中までは奈須琉世と富樫龍暉の不動のCBコンビに割って入れなかった。

 さらに準々決勝の上田西戦で左サイドバックとしてスタメンに抜てきされたDF渡邊和之は、プレミアEAST出場は1試合のみ。今大会でも初めての出場という状況だったが、攻撃参加やサポート、守備面でも終始安定したプレーを見せた。

 テクニカルかつ力強いボランチの柚木創、今大会ずば抜けたテクニックで何度も観客を沸かしているJ2カターレ富山内定のMF亀田歩夢という主役も期待通りの働きを見せ、J1湘南ベルマーレ内定のDF松本果成も徐々にコンディションを上げてきている。

 誰がスタメンで出てもやるべきことを全体で表現でき、途中から誰が入ってもベースを元にアクセントを加えられる。

◇第103回全国高校サッカー選手権準決勝(11日、国立競技場)

全国高校サッカー選手権の準決勝が11日、国立競技場で2試合開催されます。

【画像】涙ながらにベンチへ戻る青森山田の選手たち

〈第1試合〉東福岡(福岡)vs前橋育英(群馬)

東福岡は準々決勝の静岡学園(静岡)にPK戦の末に競り勝つなど、堅い守りを武器に4試合無失点。94回以来の頂点を目指す。

対する前橋育英は、準々決勝の堀越(東京A)との一戦では、FWオノノジュ慶吏選手(3年)が決勝ゴールを決めるなど、1-0で勝利。2試合連続得点中のオノノジュ選手は、今大会チーム最多4得点で、得点ランキング2位タイに位置します。96回大会以来の頂点へ、優勝を経験している強豪校同士の対決となりました。

〈第2試合〉流通経済大柏(千葉)vs東海大相模(神奈川)

第2試合は、関東対決。流通経済大柏は準々決勝で8点を奪うなど、ここまでの3試合で15得点を記録。FW山野春太選手(3年)は、チーム最多4得点を記録し、大会得点王も狙える位置につけます。86回大会以来の頂点を目指し、準決勝に挑みます。

東海大相模は、初の選手権ながら4強入り。準々決勝の明秀日立(茨城)との試合では長い飛距離と速さのある“超ロングスロー”から得点をあげるなど、逆転勝利で勝ち上がりました。決勝の切符を掴み取るのは、どちらか。

【11日準決勝のカード】

東福岡vs前橋育英(午後0時5分)

流通経済大柏vs東海大相模(午後2時10分)

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