「福大大濠さんに勝つまでは終われない」福大大濠と鳥取城北が決勝へ ウインターカップ2024男子
23日に開幕した高校バスケ日本一をかけた戦いウインターカップ 2024。 28日に男子の準決勝が東京体育館で行われた。 準決勝第1試合は、昨年決勝で涙を飲んだ福大大濠(福岡)が84対58でインターハイ王者の東山(京都)を破り、2年連続13回目の決勝進出を決めた。
23日に開幕した高校バスケ日本一をかけた戦いウインターカップ 2024。
28日に男子の準決勝が東京体育館で行われた。
準決勝第1試合は、昨年決勝で涙を飲んだ福大大濠(福岡)が84対58でインターハイ王者の東山(京都)を破り、2年連続13回目の決勝進出を決めた。
快進撃を続ける鳥取城北が県勢初の決勝進出を決めた。大会連覇を狙う福岡第一相手に快勝した。
前半は互いに点を取り合い、均衡した展開が続いたが、後半は攻守で鳥取城北が福岡第一を制圧。2桁得点も5人と総合力の高さを示し、連覇を阻止した。河上貴博監督(36)は「実感ないです」と笑顔を見せた。
明日29日の決勝は、今夏の全国高校総体の準々決勝で敗れている福岡大大濠と対戦する。主将の蓑原歩(3年)は「福岡大大濠さんに勝つまでは負けられないことを目標にしてきたので、最後しっかり勝って、優勝をみてもらいたい」と意気込んだ。
12月28日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』の男子準決勝が東京体育館メインコートで行われ、鳥取城北高校(鳥取県)が前回王者の福岡第一高校(福岡県)を下し、鳥取県勢初の決勝進出を決めた。
試合序盤は互いに守り合うロースコアな立ち上がりも、ペイント内の攻防で優位に立った鳥取城北が17-13とリードして第1クォーター終了。第2クォーターは福岡第一が宮本聡を起点に速攻を繰り出したが、応戦した鳥取城北もハロルド アズカ、新美鯉星、伊東和真が立て続けに3ポイントを成功。互いに持ち味を発揮し、初の決勝進出を目指す鳥取城北が41-34とリードして折り返した。
ハーフタイム明けの第3クォーターは、鳥取城北がセカンドチャンスからの加点に、お株を奪うファストブレイクも繰り出し、56-42までリードを拡大。追い詰められた福岡第一は、最終第4クォーターに連続得点の好発進を見せたが、鳥取城北の田中碧月、豊村豪仁が要所で流れを断ち切るプレーを披露し、新谷勇晴が連続スリー。最後はリードする鳥取城北が時間も使いながら突き放し、最終スコア81-58で勝ちきった。
鳥取城北は、オフェンスリバウンド19本を含むチームリバウンド数で60-43と福岡第一を圧倒。18得点19リバウンド3アシスト4ブロックでダブルダブルを達成したアズカを筆頭に、ベンチスタートだった面々も含む合計5選手が2桁得点と躍動した。 一方、連覇を目指していた福岡第一は、双子の宮本聡と宮本耀がともに16得点、宇田ザイオンが10得点、シー ムサが8得点19リバウンドと奮闘したが、勢いに乗る鳥取城北に押し込まれ、3大会連続の決勝進出とはならなかった。
全国高校バスケットボール選手権「ウインターカップ」で28日、鳥取男子代表の鳥取城北が、前回大会優勝校の福岡第一を破り、初の決勝戦進出を決めました。山陰勢初の快挙で、29日の決勝戦で初の頂点を狙います。
山陰勢初の準決勝進出を決めた鳥取城北は、28日の準決勝で前年の優勝校の福岡第一と対戦。この試合は、9番の田中や14番の新美など出場した選手がバランスよく得点を重ね、7点差をつけて前半を終えると、後半もナイジェリア出身の留学生・ハロルドアズカなどの活躍で突き放しました。
鳥取城北が81対58で福岡第一を破り、ウインターカップで山陰勢として初の決勝選進出を決めました。初優勝をかけた29日の決勝戦は、福岡大学附属大濠と対戦します。
福大大濠がウインターカップ決勝進出…インハイ王者の東山を破り高校2冠に王手
12月28日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』の男子準決勝が東京体育館メインコートで行われ、福岡大学附属大濠高校(福岡県)が東山高校(京都府)を下し、2大会連続となる決勝進出を決めた。
第1クォーターは、福大大濠の渡邉伶音が攻守に躍動した一方で、東山はカンダ マビカ サロモンが開始早々にファウルトラブルに。それでも代わって入ったウェトゥ ブワシャ
エノックが奮闘。福大大濠2点リードの15-13で最初の10分を終えた。第2クォーターは立て続けに3ポイントを決めた福大大濠が一気に走る展開。世代別日本代表として活躍してきた髙田将吾が3ポイントを決めると、渡邉に代わって登場したサントス マノエル ハジメも連続スリーで加勢。福大大濠は3ポイントシュート8本中6本を決める大当たりで、17点差までリードを拡大した。
46-29で突入した第3クォーターも、開始3分で9-2の好スタートをきった福大大濠。東山のエース、瀬川琉久を封じる堅守で主導権を渡さず、同中盤以降も見竹怜のスティールからファストブレーク、渡邉の3ポイントなど、的を絞らせない多彩な攻撃で21-9と圧倒した。
29点差で迎えた第4クォーターは、追い上げたいインターハイ王者の東山が瀬川、佐藤凪、中村颯斗の“三銃士”を中心に果敢にアタックしたが、ベンチメンバーも奮闘する福大大濠のペースを崩しきれず。前回大会準優勝の福大大濠が最終スコア84-58で逃げきった。