N3 Junbi Vocabulary Comprehensive Study Guide
Riki Nihongo N3 Junbi 文字・語彙 講座の概要と特徴
教材の目的: この教材は、日本語能力試験N3レベルの合格を目指す学習者のために、語彙の「定着」と「実践的な活用」を目的として作成されている。単なる暗記ではなく、文脈やニュアンスの違いを理解することに重点を置いている。
教材の4大メリット:
語種・品詞別の体系化: 名詞、動詞、形容詞、副詞、カタカナ語など、役割ごとに分類されている。
実践的な例文: 日常生活でそのまま使える、親しみやすい例文を掲載している。
関連語の網羅: 同意語、対義語、複合語、関連表現を同時に学習できる。
詳細な使い分け解説: 日本人が無意識に使い分けている微妙なニュアンスの差を明文化している。
学習の進捗構成:
第1課~第8課:名詞1 (~)
第9課~第13課:動詞1 (~)
第14課~第16課:形容詞1 (~)
第17課~第21課:名詞2 (~)
第22課~第26課:動詞2 (~)
第27課~第28課:カタカナ1 (~)
第29課~課:形容詞2 (~)
第31課~課:副詞1 (~)
第33課~課:名詞3 (~)
第41課~課:カタカナ2 (~)
第43課~課:副詞2 (~)
人物・対人関係に関する名詞 (~)
男性(だんせい) / 女性(じょせい)
例文:理想の男性と結婚する。あの女性は誰ですか?
高齢(こうれい)
意味:年をとっていること。老齢。
複合語:高齢者(こうれいしゃ)、高齢化社会(こうれいかしゃかい)。
例文:祖母は高齢だが、まだとても元気だ。
年上(としうえ) / 対義語:年下(としした)
例文:彼女は彼より 年上だ。
目上(めうえ) / 対義語:目下(めした)
説明:自分より立場や年齢が上の人を指す。
例文:目上の人には敬語で話した方がいい。
先輩(せんぱい) / 後輩(こうはい)
例文:同じ年だが、職場ではアインさんの方が先輩だ。
上司(じょうし) / 対義語:部下(ぶか) / 関連語:同僚(どうりょう)
例文:上司に相談してから決定する。
相手(あいて)
意味:対戦者、対話者、パートナー。
複合語:話し相手、相談相手、結婚相手。
例文:相手の目を見て話す。今度の試合の相手は強そうだ。
知り合い(しりあい) / 友人(ゆうじん)
使い分け: 「知り合い」は話し言葉。「知人(ちじん)」は書き言葉。
例文:知り合いに息子の就職を頼む。学生時代の友人です。
仲(なか)
表現:仲がいい / 仲が悪い。
複合語:仲間(仕事仲間、勉強仲間、飲み仲間など共通の目的を持つ人)。
生年月日(せいねんがっぴ) / 関連語:誕生日(たんじょうび)
例文:書類に生年月日を記入する。
誕生(たんじょう)
意味:新しい命や組織が生まれること。
例文:新しい命の誕生を祈る。新政権が誕生する。
年(とし)
使い分け: 「年」は日常の会話で、老いや時間の経過を感じる際に使う。「年齢(ねんれい)」は公的な書類や丁寧な場面(書き言葉)で使われる。
例文:先生は年より若く見えますね!
出身・成長と教育・就業に関する名詞 (~)
出身(しゅっしん)
使い分け: 会話で「どこ出身?」とは聞くが、「故郷(こきょう)」はあまり会話では使わない。
例文:ご出身はどちらですか?私は大阪大学の出身です。
故郷(こきょう / ふるさと)
例文:仕事が忙しくて、もう何年も故郷に帰っていない。
成長(せいちょう)
意味:体が大きくなること、経済や事業が大きくなること。
例文:子供の成長を喜ぶ。経済成長。
成人(せいじん) / 対義語:未成年(みせいねん)
行事:成人式(せいじんしき)。
合格(ごうかく) / 対義語:不合格(ふごうかく)
例文:入学試験に合格する。
進学(しんがく)
例文:子供の進学について考える。
退学(たいがく)
関連語:退学届(たいがくとどけ)。
就職(しゅうしょく)
表現:就職活動(しゅうしょくかつどう)。
退職(たいしょく)
使い分け: 「退職」は一般社員が辞めること。「辞職(じしょく)」は重役や政治家など高い役職の人が辞めること。
失業(しつぎょう)
例文:会社が倒産して失業した。
残業(ざんぎょう)
例文:残業が多くて疲れた。
生活(せいかつ)
表現:健康的な生活を送る。生活費が足りない。
通勤(つうきん)
関連語:通学(つうがく)、通院(つういん)。
表現:勤務時間、出勤時間。
学歴(がくれき)
表現:学歴をつける、実力をつける。
例文:学歴が高くても、実力があるかわからない。
給料(きゅうりょう) / 面接(めんせつ) / 休憩(きゅうけい)
例文:今日は給料日だ!アルバイトの面接がある。 分間の休憩です。
観光(かんこう) / 帰国(きこく) / 帰省(きせい) / 帰宅(きたく)
意味:帰省は「田舎に帰ること」。帰宅は「自分の家に帰ること」。
出席(しゅっせき) / 欠席(けっせき)
関連語:欠席届。
遅刻(ちこく)
例文:寝坊して会社に遅刻する。
参加(さんか) / 不参加(ふさんか)
日常動作・計画・身心に関する語彙 (~)
化粧(けしょう)
使い分け: 会話では「メイク」も非常によく使われる。
表現:化粧が薄い / 濃い。化粧を落とす。化粧品。
計算(けいさん)
例文:旅行にいくらかかるか計算する。
計画(けいかく)
使い分け: ビジネスシーンでは「プラン」とも言う。
例文:来年の計画を立てる。
成功(せいこう) / 失敗(しっぱい)
表現:失敗は成功の元。
準備(じゅンび)
使い分け: 「用意(ようい)」は具体的な物(車など)を揃える際に使い、緊急性が高い。「準備」はより広い範囲(心の準備、会議の資料など)を含み、時間的余裕がある場合にも使う。
整理(せいり)
例文:資料を整理する。頭の中を整理する。
注文(ちゅうもん)
例文:喫茶店でコーヒーを注文する。
貯金(ちょきん)
表現:貯金を引き出す、貯金を下ろす。
徹夜(てつや)
例文:徹夜で勉強する。
引っ越し(ひっこし)
例文:東京からハノイに引っ越しする。
身長(しんちょう) / 体重(たいじゅう)
使い分け:
身長:高い、低い、伸びる。
体重:重い、軽い、増える、減る。
例文:妹の体重は キロだ(※冗談や特殊な例としての数値)。
けが
表現:けがが治る、けがを治す。
関連語:傷(きず)、やけど、骨折(こっせつ)。
会(かい)
種類:忘年会、新年会、誕生日会。
趣味(しゅみ) / 興味(きょうみ)
使い分け: 「趣味がいい/悪い」はセンスを指し、「興味がある/ない」は好奇心の有無を指す。
例文:歴史に興味があります。
思い出(おもいで) / 冗談(じょうだん) / 目的(もくてき)
態度・感情・環境に関する語彙 (~)
約束(やくそく)
表現:約束を守る、約束を破る。
おしゃべり
意味:話すこと、またはよく話す人。
遠慮(えんりょ)
意味:控えめにすること、または辞退すること。
例文:遠慮しないで食べてください。タバコはご遠慮ください。
我慢(がまん)
表現:我慢強い(がまんづよい)。
迷惑(めいわく)
表現:迷惑をかける、近所迷惑。
希望(きぼう) / 夢(ゆめ)
使い分け: 「希望(または望み)」は実現の可能性が高い比較的近い将来。「夢」はより遠い将来の大きな目標を指すことが多い。
賛成(さんせい) / 反対(はんたい)
想像(そうぞう)
表現:想像力が豊か。
努力(どりょく)
表現:努力を重ねる、努力が実る。
太陽(たいよう) / 地球(ちきゅう)
地球の表現:地球温暖化、地球環境の悪化。
温度(おんど) / 湿度(しつど) / 湿気(しっけ)
例文:今日は湿度が で蒸し暑い。
かび
例文:梅雨の時期はかびが生えやすい。
暖房(だんぼう) / 対義語:冷房(れいぼう)
皮(かわ)
例文:果物の皮をむく。
梅雨(つゆ)
表現:梅雨に入る(入梅)、梅雨が明ける(出梅)。
物品・社会・情報に関する名詞 (~)
缶(かん) / 画面(がめん) / 番組(ばんぐみ)
記事(きじ) / 近所(きんじょ)
使い分け:
近所:身近な家や場所。自分の家との関係性が強い。
近く:単に距離が近い場所全般。
付近:より広い範囲や特定の場所の周辺。
警察(けいさつ) / 犯人(はんにん)
小銭(こぜに)
使い分け: 「細かいお金」は話し言葉、「小銭」はやや硬い言葉。お釣りとは区別する。
ごちそう
意味:豪華な料理、または奢ること。
作者(さくしゃ) / 作品(さくひん)
使い分け:
作者:脚本、彫刻、絵画の制作者。
著者:学術書、実用書の執筆者。
筆者:新聞や雑誌の文章を書いた人。
制服(せいふく) / 対義語:私服(しふく)
類義語:ユニフォーム(スポーツ用)。
洗剤(せんざい) / 底(そこ)
地下(ちか) / 対義語:地上(ちじょう)
寺(てら) / 道路(どうろ)
使い分け: 「道路」は大きな車が通る道、「道」は歩行者も含めた一般的な通路。
坂(さか) / 煙(けむり) / 灰(はい)
判(はん) / 名刺(めいし) / 免許(めんきょ)
多く(おおく) / 前半(ぜんはん) / 後半(ぜんはん)
最高(さいこう) / 最低(さいてい)
多義性:数値だけでなく、気分(最高!)や人格(最低な奴)に対しても使われる。
最初(さいしょ) / 最後(さいご)
自動(じどう) / 対義語:手動(しゅどう)
種類(しゅるい) / 性格(せいかく) / 性質(せいしつ)
使い分け: 「性格」は人間のみに使う。「性質」は人間、動物、さらには物質(燃えにくい等)にも使われる。
順番(じゅんばん) / 番(ばん)
方法(ほうほう) / 製品(せいひん) / 値上がり(ねあがり)
生(なま)
例文:生野菜、生魚、生ビール。
主要な動詞とその活用 (~)
身体動作:
渇く(かわく):のどが渇いた。
かぐ:匂いをかぐ。
叩く(たたく):ドアを叩く、手を叩く(拍手)。
殴る(なぐる):こぶしで打つ。
ける:足でボールをける。
抱く(だく):子供を両手で抱く。
変化と使役のペア:
倒れる(たおれる) / 倒す(たおす):花瓶を倒す。
起きる(おきる) / 起こす(おこす):子供を起こす、事故を起こす。
言語活動:
尋ねる(たずねる):道を尋ねる(=聞く)。
呼ぶ(よぶ):タクシーを呼ぶ、人気を呼ぶ。
叫ぶ(さけぶ):大声で言う。
黙る(だまる):何も言わない。
日常生活の動詞:
飼う(かう):ペットを飼う。
数える(かぞえる):数を数える。
乾かす(かわかす) / 乾く(かわく):髪を乾かす。
畳む(たたむ):洗濯物を畳む。
誘う(さそう):食事に誘う。
おごる:代金を支払ってあげる。
預かる(あずかる):一時的に保持する。
預ける(あずける):銀行にお金を預ける。
決定と状態:
決まる(きまる) / 決める(きめる)。
写る(うつる) / 写す(うつす):写真を撮るのは「撮る」だが、風景を捉えるのは「写す」。黒板を「写す」。
申し込む(もうしこむ):結婚を申し込む(プロポーズ)。
断る(ことわる):拒否する、あるいは事前に許可を得る。
動詞から派生した名詞と重要な表現
飾り(かざり) ← 飾る
遊び(あそび) ← 遊ぶ
集まり(あつまり) ← 集まる
考え(かんがえ) ← 考える(表現:考えが浮かぶ)
手伝い(てつだい) ← 手伝う
決まり(きまり) ← 決まる(=校則、ルール)
頼み・願い(たのみ・ねがい)
使い分け: 「頼み」は目下や同等の人に使う。「願い」は目下・目上だけでなく、神仏に対しても使われる。
疲れ(つかれ)
表現:疲れがたまる / 疲れがとれる。
暮れ(くれ):年の暮れ(年末)。
始め(はじめ) / 終わり(おわり)
形容詞と感情・性質の表現 (~)
幸せな(しあわせな):幸せを求める。
得意な(とくいな) / 苦手な(にがてな)
注意:「苦手」はスキルだけでなく、食べ物や人物に対しても使う。
熱心な(ねっしんな)
夢中な(むちゅうな):時間を忘れて没頭する状態。
退屈な(たいくつな):面白くなくてつまらない。
健康な(けんこうな):不健康、健康的。
苦しい(くるしい):胸が苦しい、生活が苦しい。
平気な(へいきな):動じない。平気で嘘をつく。
悔しい(くやしい):失敗して残念で腹立たしい気持ち。
おとなしい:静かで控えめな。服のデザインが地味な場合にも使う。
正直な(しょうじきな):正直に話す。
積極的な(せっきょくてきな) / 消極的な(しょうきょくてきな)
満足な(まんぞくな) / 不満な(ふまんな)
大変な(たいへんな):苦労する状態、または重大な事態。
無理な(むりな):実現不可能なこと、または強引なこと。
面倒な(めんどうな):手間がかかって嫌なこと。世話をすること。
意外な(いがいな):予想と違って驚くこと。
派手な(はでな) / 地味な(じみな)
不思議な(ふしぎな):理解できない、奇妙な。
数量・程度・接続に関する副詞・接続詞 (~)
非常に(ひじょうに) / 大変(たいへん) / 随分(ずいぶん)
使い分け:
「かなり」は客観的・数値的変化。「かなり良くなった」。
「ずいぶん」は予想を超えた意外性や主観的な驚き。「ずいぶん上手になった」。
ぎりぎり:時間や空間の余裕がない状態。
ぴったり:隙間がない様子、あるいはちょうど適合する様子。
たいてい:ほとんど。普段。
前もって:あらかじめ(準備など)。
突然(とつぜん):予期せず不意に。
ずっと:比較を強調する場合(ずっと大きい)と、継続を表す場合(ずっと住んでいる)がある。
やっと:困難の末に到達すること。
とうとう / ついに:長い時間の経過の末に起こること。肯定・否定両方に使えるが、「ついに」はより決定的。
やはり(やっぱり):予想通り、または結局のところ。
案外(あんがい):意外にも。思ったより。
つい:意識せず、うっかりやってしまう動作。
それで / そこで / そのうえ
使い分け:
それで:前文が原因・理由、後文が結果(客観的)。「雨が降った。それで遅れた」。
そこで:直面した事態に対する解決策や次の行動。「道に迷った。そこで地図を見た」。
だから:個人の主観的な理由。「好きだ。だから結婚したい」。
つまり:言い換え、要約。結論を引き出す表現。